計測機器の種類や校正が必要な理由と方法について

   

計測機器には長さを計測するもの、重さや硬さなどを計るものなど様々な設備機器があります。最近は、測定結果をデジタル表示してくれるため、その都度目盛を読む必要がありませんし、100分の1や1000分の1など細かな測定が出来る設備機器が多くなっています。例えば、3次元測定器などの場合は、3方向の長さをまとめて計測する事が出来るもので、架空点と呼ぶ点を求める事も出来るのが特徴です。
表示される数値は正しいものである事が絶対条件になるわけですが、数字が正しいか否かは校正で決まると言っても過言ではありません。正しく計測が出来るのかを確認する事で信頼性を得られるようになるわけです。また、確認する時の方法は設備機器により様々です。ノギスなどの場合はブロックゲージ、3次元測定器などの場合は専用の治具を用いて行います。

基準となるものを利用するのが特徴です

計測機器の中でも最も手軽に利用出来るのがノギスです。ノギスは長さや直径を計測する時に利用する測定機器の一つで、最近ではデジタルノギスが主流になっています。デジタル表示が行われるため、数字を読んで図面に記載してある公差内に収まっているのか否かを確認したい時にも便利です。デジタルノギスの校正には基準となるブロックゲージを利用するやり方が一般的です。
基準となる10ミリ幅や50ミリ幅などのブロックゲージを挟んだ時、それぞれの寸法がデジタル表記で行われるのか確認します。仮に、10ミリ幅の時の表示が10.08ミリになっている場合、そのデジタルノギスの精度はプラス方向に0.08ミリ多く表示される事が分かるわけです。50ミリ幅の基準ブロックを挟んだ時の表示が50.12ミリの場合にはプラス方向にずれて表示が行われる事を把握出来ます。

分銅を使って正しく表示されるのか確認します

秤量器は重さを計測するための計測器です。秤量器の場合は1個当たりの質量を計測すると、10個載せた時の合計重量と個数を同時に表示してくれる便利な測定機器と言えましょう。秤量器も校正を行う事で正しく計測出来る設備であるのか否かを把握出来るようになります。
秤量器の場合は、10グラムや50グラムの分銅を使って行うのが特徴です。10グラムの分銅を載せた時の表示が10.01グラム、50グラムの分銅を載せた時の表示が50.05グラムになっている場合、その秤量器の精度は高いものとなります。仮に表示が極端に変わってしまう場合は、修理などが必要になるわけです。そのまま利用すると正確に重量を計測する事が出来ないわけですから、信頼性に欠けてしまいます。一般的に1年に1度の割合で専門業者に依頼するようにします。

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